今日は、北海道の広い空の下、少しばかり期待外れの冒険をしてきた。
旅の途中、携帯の地図を眺めながら高速道路を旭川方面へ向かっていた時のこと
ふと目に留まったのが「日本一の直線道路」という文字だった。せっかく北海道まで来たのだから、これはぜひ見ておきたいと、衝動的に高速道路を降りて、その直線道路を目指した。
しばらく走ると、写真のような巨大な看板が目に飛び込んできた。
「直線道路日本一」と堂々と書かれ、その長さが「29.2km」と表示されている。
ここは、日本一の直線道路の中間地点、「奈井江」らしい。看板の横には道の駅があるはずだったのだが、残念ながら営業は終わっており、開いていたのは隣のラーメン屋さんだけだった。
意気揚々とその「日本一」の道路を走り始めたのだが、すぐに気づいたことがある。
それは、ごくごく普通の直線道路だということ。もちろん、限りなく遠くまで続く道は壮観ではあるけれど、看板が示すような「全貌」が見えるわけではない。カーブがないからといって、何かが劇的に違うわけでもない。
そして、さらに車を走らせていくうちに、ある「真実」に直面した。
北海道では、直線道路なんて全く珍しくないのだ。むしろ、どこへ行っても直線、直線、また直線。
車を運転していると、嫌というほどその事実に気づかされる。
結局、日本一の直線道路は、北海道の日常風景の一部に過ぎなかったのかもしれない。
ちょっと拍子抜けしたけれど、これもまた旅の面白い発見だ。
今度北海道に来る時は、もっと別の「日本一」を探してみようかな、なんて思いながら、再び旭川へ向けて車を走らせた。